ニュースレター2021年1月号アップ致しました。

意外と知らない?

『インテリア』の歴史

*お風呂の歴史

お風呂は

6世紀の仏教伝来とともに

中国から伝わってきたと

いわれています。

仏教では「お風呂に入ることは

七病を除き、七福が得られる」

という教えがあり

お風呂は健康にいいと

人々に理解されていました。

それ以来

汚れを落とすことは

仏に仕える者の

大事な仕事と説かれ

多くの寺院で浴堂が

作られるようになりました。

そして、浴堂のない庶民にも

入浴を施したことから

お風呂に入るという習慣が

広まったとされています。
当時の入浴には

蒸し風呂のようなものと

湯に体を浸すもの2種類ありました。

鎌倉時代、室町時代には

京都や鎌倉などでで「町湯」と

呼ばれる初めての銭湯が

建てられました。

貴族などは、屋敷に入浴設備を建てて

客人を呼んで宴会とお風呂を楽しむ

「風呂ふるまい」を行っていました。

江戸時代には、公衆浴場「銭湯」が

登場したといわれ、庶民が銭湯を

楽しむようになりました。

このころのお風呂はまだ

混浴の蒸し風呂が主流で

膝から下が湯に浸かる半身浴のような

ものでした。

明治維新の後、武士も平民になり

銭湯の利用者が急増し浴槽に湯を入れる

今のようなお風呂になりました。

大正時代になるとさらに銭湯は近代化し

板張りの洗い場や木製の浴槽に変わって

タイル張りのものとなりました。

水道が普及するにつれ

浴室に水道式のカランが取り付けられ

衛生面においても向上しました。

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