暮らしの歳時記 10月
神無月(かんなづき)
■神無月とは?
10月は
別名「神無月(かんなづき)」と
呼ばれています。
これは、日本全国の
神々が出雲(いずも)大社に
集まる為
日本中の神社の神様が留守になるので
神無月(かみなしづき)と言われています。
反対に、神々が集まる出雲地方では
10月を神無月ではなく
神在月(かみありづき)と呼ぶそうです。
■神様は何をするの?
出雲で何をするかというのは
諸説がありますが
一般的には、人間の運命について
色々な話し合いが行われると言われています。
中でも
誰と誰を結婚させるかなどの
打合せをすると言われていることから
出雲大社は縁結びの神様として
信仰されています。
■なぜ出雲大社で行われるの?
出雲の主神である
大国主神(おおくにぬしのかみ)は
自分の子どもたちを各地に置いて
管理をさせました。
子ども達は年に一度出雲大社に戻り
1年の報告と来年の打合せをするようになり
後に大国主神系以外の神様達も一緒に
出雲に来るようになったと言われています。
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