宝塚市大成町・K様邸 解体工事

2020.9.16

宝塚市・大成町K様邸

解体が手間取っております。

解体前事前調査(これ義務です)

で予測はしていたものの

解体建物外壁部が

ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)で

厚生労働省でいうところの

石綿含有成形板等を除去する作業

(いわゆるレベル3作業)

に該当する建材。

発じん性が比較的低くても

破壊や破断はしたらダメ

適切に飛散・ばく露防止策を

伴った作業をしないと

石綿にばく露する恐れがあるから

注意してね!って事。

尚且つ厄介なのが「のり付け」

されていたこと。

一般の方はご存じない方が

ほとんどですが

解体した廃棄物は

産業廃棄物となり

のりの付いたままの板は

基本、廃棄させてくれません

カッターで板についたのりを

剥ぎ落していくわけですが

これ全て手作業です。

長く付き合いのある

解体業者さんでも

少し手間費みてくださ~い(泣)

となるぐらいの作業です。

いつもありがとうございます。

今回は珍しく

難しいお話でしたが

解体工事とはいえ

石綿(よく耳にするアスベストね)

の扱いに関しては

作業員の健康障害を防止する

観点からも相当な注意が必要です。

解体するご自身の建物が

どんな建材で造られているか

など、ある程度の情報を

持ってられる事で

(事前調査は必須ですね)

スムーズな解体工事が

執り行われるとともに

予期せぬ追加費用の発生を

防ぐことに繋がると思います。

おかげさまで

ありがとうございます。