宝塚市大成町・K様邸 配筋検査合格です。

宝塚市・大成町K様邸

基礎工事着手しております。

地盤調査の結果、地盤面に多少のバラつきが

ありましたので、入念な地固め

(機械で上から叩くような感じ)を行い

防湿シート(土から湿気が上がってこないように

するシートね)を全面に敷き込み

外周部に捨てコンクリート(墨を書くために必要です)

を打ち、墨出し(境界からの配置などを同時に確認します)

地鎮祭の時に頂いた

「沈め物」もこの時すでに土の中に埋設しています。

ここから基礎の中に入る鉄筋を組み立てていきます。

基礎は鉄筋コンクリート造のべた基礎が

逆瀬川はうじんぐ標準仕様です。

今となっては一般的な仕様ですが

どうしてコンクリートの中に鉄筋を入れるの?

って疑問がわきますよね

(わかないっすか笑)

うんちくを語りますと

一般的に

コンクリートは

圧縮しようとする力には強いんですが

引っ張られる力には弱いという特徴があります。

逆に、鉄筋には

圧縮しようとする力には弱いが

引っ張られる力には強いという特徴がありますので

基礎工事では

両方を合わせ使うことで

それぞれの弱点を補っている!ということです。

さらに言うと

「鉄筋が錆びている」とご心配される

お客様がいらっしゃいますが

確かに、「錆は劣化している」

というイメージが強いので

「強度が落ちるんじゃないの?」

と思われるのも無理はありません。

が・・・実は

鉄筋は新品よりも表面が錆びている

位の方が強度が高いといわれています。

鉄筋の錆はコンクリートと絡みやすく

コンクリートに含まれる「アルカリ性」で

中まで錆びることを防ぐ効果もあり

表面が多少錆びていても心配はありません!

他社さんでは稀に

見てくれが悪いからと

防錆剤や錆止めをガンガン塗る

会社さんも見受けますが

先に述べた通り

コンクリートとの絡みを妨げると

強度が落ちることにもなりかねないので

注意が必要です。

そして本日、第三者機関の

配筋検査合格いたしました。

逆瀬川はうじんぐでは

基礎も構造計算に基づいて

鉄筋の太さや入れる量

コンクリートの強度なんかも

決めて図面化したものを

提出するので、図面通りに

配筋されているかを検査員が

入念にチェックし、問題なければ

「合格で~す」となります。

コンクリートを流す前に

検査しないといけないので

こんな雨の中で

申し訳なかったのですが

おかげさまで

ありがとうございます。