意外と知らない?『インテリア』の歴史
*テレビの歴史*
日本でテレビ放送が始まったのが
1953年のときです。
NHKと日本テレビが最初に放送を開始し
始まってすぐ人気を集めたのが
プロ野球やプロレスでした。
街頭テレビの前にたくさんの人が集まり
みんなで熱狂していたといいます。
1952年に松下電器製の
第1号機白黒テレビが誕生しました。
当時の価格は29万円。
高卒国家公務員の初任給が5400円
だったのでその約54倍もの価格で
とても高価なものでした。
その後、1950年代後半より
白黒テレビは、洗濯機、冷蔵庫と並んで
「三種の神器」と呼ばれ、皇后陛下の婚姻や
東京オリンピックをきっかけに
一般家庭へと普及していきました。
1960年には日本でもカラー放送が開始され
64年の東京オリンピックは
開会式を始めとする様々な人気競技が
カラー放送でテレビ中継されました。
また、東京オリンピックでは世界で初めて
静止衛星を利用した衛星中継も実現し
海外21カ国のテレビでオリンピックが
放送されました。
しかし、この頃はまだカラーテレビは
とても高価だったため、普及するのは
60年代の後半のこと。
いざなぎ景気ではカー(自動車)
クーラーと並んでカラーテレビの3cが
新・三種の神器として広く普及していきました。
1970年代に入るとカラーテレビが
一気に普及し、一家に一台が
当たり前になりました。
さらに、1976年に
家庭用ビデオデッキの登場によって
テレビ番組を録画保存できるようになり
一家全員揃ってテレビを囲むスタイルが
変化していきました。
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