家づくりのワンポイントアドバイス
【換気①】
換気設備の種類
シックハウスの問題などから
平成14年に建築基準法が改正され
住宅では、家全体を24時間換気できる
設備の設置が義務付けられました。
実際に換気設備には
どのような種類があるのでしょうか。
換気設備の種類は大きく分けて
3種類あります。
【第一種換気(給排気型)】
給排気ともに換気ファンを
用いる方法。
給排気量を確実に確保するには
適しています。
給気、排気のそれぞれのファンの
プランニングによって
室内の内部の圧力を
周辺より高くしたり
低くしたりすることも可能です。
【第二種換気(給気型)】
給気は換気ファンで
排気は排気口を用いる方法。
外気を入れにくくする
クリーンルームなどで用いられ
一般住宅ではあまりみられません。
【第3種換気(排気型)】
排気は換気ファンで
強制的に給気に換気口を用いる方法。
トイレやキッチンなど
臭気や熱気、汚れた空気が
発生する場所に排気ファンを設置します。
給気は個室や寝室などの
新鮮な空気を必要とする場所に設けます。
現在、採用されている住宅の換気システムは
第一種換気と第三種換気が多いということです。
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