ニュースレター2022年5月号アップ致しました。

暮らしの歳時記 5月 

八十八夜(52日頃)

八十八夜は、立春から数えて

八十八日目の5月2日頃で

春から夏へと移る、季節の境目のことです。

この日を過ぎると、霜などの心配がなくなり

稲や野菜などの種まきの目安とされていました。

「夏も近づく八十八夜~♪」 と始まる

茶摘の歌でも歌われているように

田植えや茶摘など、本格的に農耕が始まり

初夏の到来となります。

八十八夜に摘まれる茶葉は

縁起物として知られており

この日に摘んだ茶葉で淹れたお茶を飲むと

健やかに過ごせると言われています。

また、お茶の木が一年を通して

肥料や養分を吸収しているので

うまみ成分をたっぷりと含み

香りも高く、味も一番おいしいと言われています。

ペットボトル飲料など

手軽に飲めるお茶が年々増えてきていますが

一番おいしいと言われるこの時期の

一番茶を、丁寧に急須で淹れて、

ゆっくりと味わってみてはいかが

でしょうか。

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