ニュースレター2022年7月号アップ致しました。

暮らしの歳時記 7月 

土用の丑の日

「土用」とは

立春、立夏、立秋、立冬の

前の18日間を言います。

その18日のうち

丑の日(十二支の中の丑)を

「土用の丑の日」と呼びます。

丑の日は

十二支を1日ごとに

割り当てていくので

12日毎に1度回ってきます。

その為、年によっては

土用の期間に丑の日が

2回くることもあるのです。

中でも夏の土用の丑の日は

ウナギを食べる習慣が有名ですね。

■なぜ鰻を食べるのか

江戸時代に

学者・発明家として有名だった

平賀源内が

発案したという説が一般的です。

源内は知り合いの鰻屋から

「夏場は鰻があまり売れない」

という相談を受け

「丑の日」に「う」のつくものを

食べると夏負けしないという

伝承からヒントを得て

鰻屋の店先に「本日土用丑の日」

と書いた紙を貼った所

鰻屋が大繁盛しました。

その後

他の鰻屋も真似るようになり

「土用の丑の日には鰻を食べる」

という説が定着したそうです。

一般的には土用の丑の日と言えば

夏場というイメージがありますが

実際には土用の丑の日は

春、秋、冬にも存在します。

最近では

寒の土用の丑の日にも

鰻を食べようという

キャンペーンもあるそうです。

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