宿場街に佇む「粋」な家
歴史的情緒の残る西宮・生瀬町
大坂方面（難波宮が起点？）から
有馬温泉に行く歴史上最も古いルート
として、天皇や貴族、武家が
往来したとされる道沿いに完成致しました。
宝塚・小浜と同様に宿場街として
栄えた背景からその雰囲気が
今も残っている街。
外観デザインを起こす際には
既にコンセプトは固まっていました。
和風に偏ることなく
宿場的な一息つけるファサード
モダンで、その当時の「粋」な
佇まいを想像して・・・
宿場的なファサードを意識した外観。
地窓とハイサイド窓との組み合わせで、西側道路による西日と道路からの
目線をかわしています。
キッチンは閉鎖性と孤立性の無い様に。
キッチンバック収納は造作でデザイン性と使い勝手を優先的に。
リビング繋がりの和室は敢えて扉を設けず、小上がりとして視覚的にデザイン。
ルーバーで外部ファサードとの連続性デザインとしました。
4.5畳で民芸調にまとめた和室。
吹き抜けから鉄骨階段にて2階のフリールームに誘導します。
東からの日照を遮らない様にストリップ階段にて。
セカンドリビングとしてフリールームを配す。
各プライベートルームは独立させず間仕切りドアで仕切る
ワンホール方式でロフトまで連続させました。
風通しの造りやすい間取り。
デスクカウンターで効率の良いスペース利用。
ロフトからは住まい全体を見渡すことのできる覗き穴を！
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